関西の世界遺産

案内とガイド、関西の世界遺産の話題など♪

参詣道

中辺路 (なかへち)(熊野川を含む)

2016/05/21




中辺路(なかへち)は紀伊路ともいう、 熊野三山への参詣道・熊野古道のひとつです。 平安時代から京の都人がたどった一般的なルートが中辺路でした。
淀川河口の渡辺津(摂津国)から一路南下、和泉国を経て、 雄ノ山峠を越えて紀伊国に入り、
紀伊田辺からは大塔山地周縁部を東進して熊野本宮大社に至り、 熊野速玉大社・熊野那智大社を結びます。

 

熊野本宮大社と熊野速玉大社の間は熊野川の川下りを利用することが多かったです。それ以外は険しい登山道を通り、熊野神の御子神を祀る「王子」が点在している。王子は参詣者の休憩所です。 平安時代には歌会を催したり優雅な場所でもあったそうです。

【川の参詣道】

熊野本宮大社旧社地から熊野速玉大社までの約40kmが、 「川の参詣道」として世界遺産に登録されています。

平安時代後期の院政の時代。 上皇・女院・平安貴族達は熊野本宮を参詣した後、 熊野川を川下りして速玉大社を参詣し、そののちは七里御浜の海岸沿いに浜の宮にいたり、 再び山道に入り那智大社に参詣しました。
川の参詣道は川を下り、都人も一息つけた楽しい船旅だったのではないでしょうか。雅な王朝絵巻を思い描けますね。
 


スポンサーリンク

-参詣道