関西の世界遺産

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参詣道

伊勢路 (七里御浜、花の窟を含む)

2016/05/21




熊野古道の伊勢路(いせじ)とは、伊勢国・伊勢神宮から、 熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる参詣道、熊野参詣道のひとつです。

 

伊勢神宮の参詣と、熊野那智大社に隣接する青岸渡寺が、 西国三十三箇所巡礼の第一番札所でしたので、西国巡礼が盛んになった江戸時代に利用者が増えました。 伊勢参りとともに熊野詣が庶民に広く行われる様になりました。おもに東国からの旅人でした。

 

【伊勢路を利用した東国からの参詣者たち】

東国からの参詣者は紀南地方の人々から「関東べえ・奥州べえ」と呼ばれていました。 「べえ」というのは方言で最後に「べえ」がつくからですが、彼らはものすごくアクティブ。 庶民の多くは一生に一度の事ですので、アクティブに関西の名所旧跡を訪ね歩いて行くのです。参詣といいながら観光も兼ねていたんですね。

 

江戸時代のガイドブックは道中記、紀行文、名所の図会など多数出版されていました。 道中記などは宿場間の距離や旅籠賃、人足賃、馬賃、 名所や茶店、土産物など細かく記載されていました。 今のガイドブックと変わらないですね♪

 

東国から伊勢までの距離も相当なのに、 伊勢参りして、熊野三山も参って、西国のお寺も廻る、高野山も吉野にも行き、 奈良の大仏、大阪の四天王寺、京都・・想像するだにクラクラします(笑)これを徒歩で行ったのですから。

 

関東べえさん、奥州べえさん達は秋の稲の刈り取りの後旅立ったので、 熊野に着く頃には雪もちらちら・・山でしたら雪が積もって道もさだかでない場所もあったはず。

 

中にはルートを短縮しようと熊野本宮から高野山に向かう熊野古道小辺路(こへち)を利用する一行もいました。ここは1000メートル以上の峠を3つも通る道です。 険しい道を冬場に通る(!) 徒歩で防寒具も今の様に完備されていないでしょうに・・
(東北の人達ですので雪には慣れていたでしょうが)
関西人達はびっくりしたでしょうね~(^-^*)

 

 


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